悪質な業者に自動車を盗られるしまう・・・
廃車を業者に依頼をする場合、「これだけは覚えておいて欲しい」ということを紹介します。
それは「悪質な業者に自動車を盗られる可能性がある」ということです。
ほとんどの業者は、依頼すればきちんと廃車の手続きをしてくれます。しかし、中には自動車を廃車にすると言いつつも、勝手に中古車として売却する悪質な業者もいるのです。
次のようなことが起こっていたら、被害にあっている可能性が高いです。
- 廃車後に「抹消登録書」が送られてこない。
- 車の納税通知書の請求が送られてきた。
- 担当者と連絡が取れなくなった。
これらの状況に当てはまる場合は、すぐに運輸支局に連絡して廃車の手続きがちゃんとされているかを確認してください。
知らないうちに他人の手に渡っていると、トラブルに巻き込まれるかも・・・
「別に中古車で売られていても問題なければ良いよ・・・」
と考える人もいるかもしれませんが、その考えはとても危険です。
もし廃車にされずに他人に中古車として渡った場合で、尚かつ、あなたから名義変更がされていないと、その自動車が起こした問題は全てあなたの身に降りかかってきます。
例えば、自動車税を支払わなければいけなくなったり、その自動車が交通事故を起こした場合の責任を被ることにもなりかねません。
実際に、警察から「ひき逃げ犯の疑いがある」ということで連絡が来て、あやうく取調べを受けそうになった人もいるようです。
このようなトラブルに巻き込まれないためにも、業者に廃車を依頼するときには完全に廃車されたことを確認することを怠らないようにしましょう。
また、既にトラブルに巻き込まれてしまっている場合は、すぐに警察に行って、盗難届けを出し、廃車の手続きをすすめてください。